2016年10月6日木曜日

【ネタバレ有】オーガスト超大作「千の刃濤、桃花染の皇姫」クリアと感想!(キャラ編)

「千桃」の感想、キャラ編(ネタバレあり)

全体的な感想はこちら

→ 【ネタバレ有】オーガスト超大作「千の刃濤、桃花染の皇姫」クリアと感想!~忠義と愛、そして政体と国防の物語



宮国朱璃
オーガストの醍醐味はやっぱり「姫」ヒロインでしょう!ということで私はダントツで朱璃推しだったんです。プレイ前はね…。
今年5月に体験版が配布されて早速プレイしたわけですが、彼女が冒頭の陵墓を参拝するシーンで世界観の緻密さに感動し、宗仁と朱璃が出会い追手の共和国兵の銃撃を呪装刀で弾くシーンは朱璃様カッケー!ってマジで思いました。
しかし残念ながら、グランドENDまで終わらせてから振り返ると私の朱璃に対する評価はこのシーンがピークだったかなと。なぜならこの時点の彼女は手段の善悪はともかく小此木を討つという一つの目的においては意思が全くブレない鋼の意思を貫くキャラだったからです。3年間剣術の練習に明け暮れてましたしね。それが宗仁と出会って変わり始めた。彼女が拉致されて犯人に選択を迫られた時、小此木の復讐より臣下である宗仁の命を選んでしまったのが致命的でした。オーガスト過去作の「姫」ヒロインには剣術を通じて主人公と一緒に成長していくといった過程はありましたが、主人公の方が精神的に成熟していて未熟な姫に「主として振れないでくれ」って説教するのは前代未聞じゃないかと。終盤の活躍についても、皇祖様の転生も禍魄の封印も黒主大神との交渉も血筋から来る特殊能力によるもので彼女自身の人間性とは無関係ですしね。私が朱璃に期待していたのは刀術はもちろん、過去作のフィーナやリシア様のように言葉で民衆や臣下達を突き動かすような活躍でした。もし朱璃が民衆を奮起させることで皇国独立を導く展開ならグランドENDで国民が彼女を皇帝として受け入れたのも納得できたんですが。余談ですが、本作タイトルの「千の刃濤」という言葉からは皇帝の呼びかけによって無数の国民が独立に向け立ち上がる光景をイメージしていました。

稲生滸
呪装刀で戦うシーンは朱璃に負けず劣らずカッコイイです。彼女のエピソードは三年前の戦争で自らが率いる部隊を壊滅させてしまった自責の念を克服して稲生家や奉刀会のトップに立つ責任を果たすというものでした。しかし個別ルートとしては拍子抜けするほど短いです。(これは最初の個別ルート分岐なので国の奪還までやってしまうと本ルートに戻った時にワクワク感が下がるからでしょうね)

鴇田奏海
偽皇帝として祀り上げられた翡翠帝こと奏海ですが、少し義兄様想いのヤンデレ入ってるのが意外でした。本編のエピソードよりも、電撃G'sマガジンに乗ってた宗仁と翡翠帝が学院の庭でお弁当を食べるサイドストーリーが畏れ多くも陛下と昼食をご一緒するという雰囲気で気に入っています。

椎葉古杜音
正直、最初見た時は過去作「夜明け前より瑠璃色な」の朝霧麻衣に似てるな~という印象だけでノーマークだったんですが、製品版をプレイして一番のお気に入りになりました。Androidの千桃時計で彼女の「○時○分でぇ~ございまーす!」というセリフも可愛いですね。彼女のルートでは皇国は翡翠帝を君主とする議会民主政の国家となり、古杜音は共和国に渡り礼拝堂を建設し争いの無い世界を作るために奮闘するという、実質的にグランドEND2といった印象を受けました。民主政&人間(言葉)の力で平和を作っていく点がメインルート(朱璃)と対になる感じですね。
朝霧麻衣と違って、この童顔にも関わらず89Eカップ…!


エルザ・ヴァレンタイン
共和国の総督の娘でありヒロインの一人である金髪白人のエルザですが、彼女は皇国の【カビの生えた君主政】を壊して【民主政治を導入したい】という主張します。彼女は白人の発明した政治システムが当然に優れていると考える白人至上主義者(消極的レイシスト)とも言えるわけで、これは嫌われ者を作らないオーガストにしては中々挑戦的なキャラだなと思いました。


サブキャラ
サブキャラの中では皇国に唯一残った来嶌財閥の総統である来嶌・マクスウェル・紫乃さんがギャグ枠でお気に入りですね。プレイ後は更科家の当主であり料亭「美よし」の女将である更科睦美さんの魅力に気が付きました。


各ヒロインの感想はこんなものかな?


2016年10月2日日曜日

【ネタバレ有】オーガスト超大作「千の刃濤、桃花染の皇姫」クリアと感想!~忠義と愛、そして政体と国防の物語

先週の金曜日に美少女ゲームブランド・オーガストの超大作「千の刃濤、桃花染の皇姫」がついに発売になりました!!
今回は事前情報からゲーム内容に超超超期待していたので、情報が載っている電撃G’sマガジンのバックナンバー(電子書籍ですが)を購入したり、ビッグサイトの体験版配布イベントに足を伸ばしたり、予約開始と同時にソフマップでプレミアムパックを予約したり、ゲームの発売でここまで期待したのは22年前のファイナルファンタジー6以来ですね。



激アツな世界観!

さてこのゲームの何がワクワクするかと言えば、一番は世界観でしょう。
自動車・高層建築やタブレットPCなど現代的な科学技術が発展している一方で、侵略国家であるオルブライト共和国の【帝国主義】や物語の舞台である皇国の【君主政治】など19世紀を思わせる社会体制が続いているのが面白い。

そして侵略国の【共和国】と非侵略国である【皇国】は政治体制や国防兵器で真逆のアプローチを取っており、兵器も共和国の兵士が【銃】など科学兵器を使うのに対し、皇国の武人は【呪装刀】など呪術に由来する兵器を利用します。この銃と呪装刀が対峙する構図が最高に燃える所です。

あと、皇国の大和文化をベースに古代中国を合わせたような独特の文化が美しい。
→ 例えば日本をイメージする花は桜だが皇国は桃であったり、日本は君主が天皇だが皇国は皇帝で○○帝と呼ぶなど。
→ 日本に似ているのに少し違う文化が異世界であることを認識させ心地良いんです。
歴史を感じさせる帝宮も大正浪漫を思わせるビル街も全てが美麗!


(ここから下はネタバレあり)

私が千桃に期待していたもの~社会体制と国防体制をテーマとした国造りの物語

千桃のイントロダクションは初代皇帝から2000年続いてきた皇国が共和国の軍事力で侵略され亡国の危機に陥った所から始まるわけですが、私が予想していたのは単に共和国の占領から皇国を独立させて元の体制に戻ってめでたしめでたし…ではないだろうな、という点です。なぜなら経済のために植民地を作って利益を得ようとする共和国も問題ですが、皇国は皇国で手放しに賞賛してよい社会なのか疑問が残るからです。具体的には以下の点ですが。
  1. 皇帝が独占して政治を行う専制政治
  2. 巫女の命を消費して奇跡を起こす呪術への依存
  3. 呪装刀を扱える「武人」は血筋による特権階級

千桃は「大御神」に代わって国を治めてきた皇帝一族の末裔である宮国朱璃に対し、「神の力」で国を守る皇帝・呪術・武人といったシステムが本当に皇国民に幸福と平和をもたらすのか、その答えを求める物語ではないかと私は予想しました。例えば【民主政治】と【銃】による防衛を導入すれば巫女の命を徒に縮めることもなく、武人の特権階級もない平等で平和な社会が実現できますからね。【銃】と【呪装刀】が戦う構図は中二病に見えますが、誰でも平等に力を発揮できる物質兵器と血筋や命を対価とするオカルト兵器はどちらが幸福で平和な社会を作るのか?というテーマに帰着させれば政治社会ものとしても非常に面白い。


さてここからはプレイした結果です(当然ネタバレ注意)


宮国朱璃(というかオーガスト)の答えはどうでしょうか。
「皇国を平和で幸福な国に導いてくれるなら、帝位には拘らない」
奏海・エルザ・古杜音ENDでは(偽皇帝である)翡翠帝を国家の象徴としながらも、共和国を手本として議会制の民主政治を導入する結末でした。朱璃は大統領や議員に立候補するなど、皇帝とは別の道で皇国の幸福に寄与していくと。2000年続いた皇家の血が実は途切れるのはやや寂しいですが、しがらみを捨てて新しい制度と皇家で再出発するのはまあ綺麗なENDかなと思います。また、エルザENDでは銃と呪術を合わせた呪装兵器で共和国の侵略から守ろうという国防の方針も示唆されました。

対して、グランドENDである朱璃ENDは桃花帝こと宮国朱璃が真の皇帝として返り咲き、これからも皇帝一族が国を治めていく旧態依然の国家に戻る結末でした。(恐らく滸ENDも同じでしょう)
これ、私は納得できないなあ…。別に帝政が悪というわけではなくて、皇国の未来を国民の手で選ぶ物語が見たかった。(たしか作中でもエルザが奏海に国民投票で皇帝制度を廃止するか決めると示唆するシーンがあったと思います)

具体的には次の3点を最後に国民投票で決め、それがゲーム中の選択肢によって結果が変化する構成だったら面白かったのになぁ、と非常に惜しく思っています。
  1. 皇家を存続させるか、廃止するか
  2. 残すなら、皇帝に政治権力を認めるか
  3. 国を武人や呪術という「神の力」で守るか、それとも銃という「人の力」で守るか
そもそも皇国は先進的な科学技術を持ちながらも、皇帝一族による防衛政策の失敗により科学兵器に投資せず共和国による侵略される結果を導いたわけですし、国民としては皇家を残すのは賛成するでしょうが、政治権力まで無条件で認めるかなぁ?武人はもっと深刻で、三年前の戦争からレジスタンス活動で生存者は数十人?しかいないわけで、一国の防衛はままならないでしょう。しかも特権階級で俸給を貰う立場でありながらも一度は国を守れず国民から非難を受けているわけですし、現実世界の中立国家スイスのように国民が皆で銃を持って国を守る道も欲しかったですね。ちなみに皇国も武装中立国家です。皇国を2000年治めてきた皇家の末裔たる朱璃が国民の幸福のために帝政の廃止と民主政への移行を否定しなかったように、滸も国を守るために武人の力や呪装刀と決別し銃を選ぶ道も見たかった。もっともグランドENDでは皇国に災いをもたらす「禍魄」を封印したので諸外国による侵略戦争はもう起きない平和な世界になったという建前なんでしょうけど。

世界観もキャラもCGも音楽も素晴らしいが…終盤のファンタジー展開に不満あり

物語に壮大さを出そうとしたのでしょうが、終盤に登場する「ミツルギ」「根の国」「緋彌之命の転生」「禍魄」「黒主大神」といった要素がファンタジー色を強めすぎて逆にチープさに繋がっていたように思います。
例えばエルザを代表するセリフに「私は共和国の侵略戦争を認めない」というのがありますが
→ 実は共和国は「禍魄」が皇国に災いをもたらすためだけに育てた国であり、彼を封印して共和国は侵略戦争を止め世界に平和が訪れました…
これでは人間同士の争いに何の哲学もないじゃないですか。千桃はあくまで共和国と皇国の、人間社会のぶつかり合い、呪術という少し不思議な力を持った国の政治社会ドラマに徹して欲しかった。現実の世界史で言うなら産業革命後の大英帝国がお金儲けのために植民地を作ったけど被占領国の人間が民族自決のために立ち上がって祖国解放を目指すと、そういう人間社会のお話が見たかった。その点では呪装兵器を使って世界中で戦争をコントロールし利益を得ようとするウォーレン総督の方がまだポリシーがあって良かったです。
あと、初代皇帝である緋彌之命編を入れるのは良いとしても、転生といった手段で現代に現出するのではなく、君主としての心構えや理念を時代を超えたメッセージとして現代の朱璃に伝えて突き動かすという形で描いて欲しかったです。
その点、前々作の【穢翼のユースティア】は超自然パワーは存在するものの、ノーヴァスアイテルに住む人々と国の政治社会ドラマとして完結してましたね。


キャラごとの感想はこちら


2016年8月12日金曜日

Windows10クラッシュ回数統計

俺はWindows10を諦めた。
無料アップグレード祭りに乗って一般公開された去年7月末に手動でISO落としてインストールしたWindows10ですが、1年使ってあまりの不安定さにもう白旗を上げました。だましだまし使ってきたけど限界です。
朝、Windows10をスリープして復帰させようとしたらブルースクリーンで見事にクラッシュ。CLIP STUDIO PAINTで編集していたイラストファイルが見事に破損してしまいました。同ソフトの自動バックアップフォルダから戻せたので事無きを得たものの、このOSの不信感が決定的なものになりました。

不安定さを客観的に分析するため、去年11月頃からのイベントログが記録されていたのでブルースクリーンで停止した回数を集計してみました。集計対象は以下のエラーです。

>システムは正常にシャットダウンする前に再起動しました。このエラーは、システムの応答の停止、クラッシュ、または予期しない電源の遮断により発生する可能性があります。

Windows10クラッシュ回数
1週間に平均2回はブルースクリーンで止まっています。イベント時刻を見るにスリープまたはスリープ解除の時点でクラッシュする事が多いようです。(ただし、通常操作で落ちたこともある)

自作PC+Windows10: 1週間に平均2回クラッシュ

記録は残っていませんが、以前使っていた構成のブルースクリーン頻度は以下の程度だったと記憶しています。

自作PC+Windows7: 1,2ヶ月に平均1回
mac mini+Windows7: 3ヶ月に平均1回未満

メーカーPCは厳重にテストされているだけあってmac mini+Win7で運用していた時は殆どクラッシュとは無縁でした。

<結論>Windows10は止めてWin7に戻るか、Ubuntuに行きます。

2016年7月2日土曜日

2016年に視聴したアニメ

途中で切った作品は除く。

冬季
ヘヴィーオブジェクト 【A】 ミリンダ
だがしかし 【B+】
この素晴らしい世界に祝福を! 【B】

春季
ハイスクールフリート 【A+】 ヴィルヘルミーナ、宗谷ましろ
ばくおん! 【B】
迷家 【C】

夏季
ラブライブ!サンシャイン 【A+】
 Rewrite 【B】

秋季
ろんぐらいだぁす!【A+】
ブレイブウィッチーズ【B】


2016年6月30日木曜日

新調したWacom Intuos Comic(CTH-690/K1)でお絵描きレビュー編

先月ペンタブを新調したでIntuos Comic(Mサイズ、CTH-690/K1)の購入を報告しましたが、いよいよ本格的に使用を開始しました。

Wacom Intuosでお絵描き 比叡&五月雨

以前使っていたIntuos3(Sサイズ)と比べて良い点は
・ワイヤレスキットを付ければコード要らず。使いたい時にサッと準備できる!
・薄くて軽いので使用準備が楽!
・接地面積に対して読み取り範囲が圧倒的に広くなった

逆にイマイチな点は
・タッチ機能を使う場面が思いつかない。
・ペンが安っぽい!Intuos3のグリップペンに比べるとオモチャという感じ。

私の技量では筆圧レベルや分解能に違いは感じられませんが、ワイヤレスとコンパクトさでIntuos3から使い勝手は大幅に向上したと感じました。
普段マウス操作がメインでお絵描き時のみペンタブを持ってくるという使い方ならワイヤレス対応は非常に重宝します。


2016年5月24日火曜日

ペンタブを新調した Wacom Intuos Comic

去年、PCをWindows10にしてから今までWindows7で使っていたペンタブIntuos3が使えなくなってしまったので新機種を購入することにしました。
今までのはIntuos3のSサイズでしたが、今回はIntuos ComicのMサイズにしました。
筐体は古い機種と大体同じ設置面積ですが、読み取り範囲が一回り大きいMサイズです。また、USB接続が鬱陶しいのでワイヤレスキットも一緒に買いました。

Wacom Intuos Comic
一つ残念なことは、このIntuos Comicは以前存在した廉価ペンタブのBambooシリーズがベースになっているようで本体やペンの質感が明らかにIntuos3より落ちます。また、Intuos3の重量感のあるペンが使えないようでこれはかなり残念。もっとも描画領域が広がったこととワイヤレスになった点、ついでにタッチ操作ができる点はメリットなのでトータルでは悪くないですけどね。
Intuos Comicにワイヤレスキットを付けて設置
Intuos3より厚みも半分近いし、ちゃんとWindows10対応しているので古いWacomのペンタブを使っている人は買い換えて損はないでしょう。


2016年5月3日火曜日

「千の刃濤、桃花染の皇姫」 体験版をプレイしてオチを予想

日曜日にゲットした「千の刃濤、桃花染の皇姫」体験版をプレイ完了しました。
(音声はセリフの最後まで聞く主義なので5,6時間くらいかかったかな?)

体験版や電撃Gマガの内容からオチを予想してみました。
以下はあくまで予想です。

・小此木宰相の正体は2000年前に地下に封印された蛮族の末裔。(あるいは憑依)
・彼は私欲のために国を売ったのではなく、天津民(皇国民)と皇家に対する復讐
・朱璃を倉庫に拘束して幻想を見せたのも彼の仲間によるもの。
・小此木が蘇芳帝を速やかに殺したのは三種の神器の効果が先祖から伝わっているため。
・逆に朱璃を泳がせているのは精神的に屈従させるため。
・小此木は皇国や皇家を穢す手段としてオルブライト共和国を利用している。
・偽の翡翠帝を祀り上げて共和国高官と婚約させるのも皇家や国民に対する復讐のため。

・ちなみに蛮族の封印を維持するため皇帝の血筋が必要。厳密には君主である必要なし。
 (初代皇帝は蛮族を封印した後で王に迎えられた)
・当然、朱璃が皇帝である血筋を証明する唯一無二の手段。

つまり「共和国から」皇国を奪還するというのは意図的なミスリードで
神話の時代より復活した「まつろわぬ民」から国を取り戻す物語と予想しました。

2016/06/11 追記
オーガストのOHPでサブキャラ情報が公開されてますね。
それで思った事が一つ。おそらく共和国軍は研究所で人工的に武人を作ろうとしているのでは?
小此木が奏海と共和国高官を婚約させたのも、皇国人と異国人の血が混じった子供に武人の力が発現するか実験するためだと思う。

2016/09/05 追記 更に結末予想
公式HPによるとマスターアップしたようですね。
発売まで3週間切った段階の結末予想ですが、この作品は皇国と共和国の関係で完結する話にはならないでしょう。なぜならオルブライト共和国は世界中に侵略戦争を仕掛けているため、皇国だけ独立を取り戻してめでたしめでたし・・・という一国平和主義のENDとは考えにくいからです。となると世界全体を救うENDですが、ここで皇国に封印された蛮族がキーになってくる。
結論を言うと、私の推測では蛮族が共和国を利用して世界全体を支配しようとしているのではないかと。蛮族の脅威は共和国にも及び、ラストは皇国の武人とエルザ率いる共和国の一部隊が共闘して世界の脅威を排除する。
共通の敵を倒して和解ENDと予想しました。

(エンディングに向けて共和国に支配された国々も徐々に解放されるでしょう。このゲームは太平洋戦争敗戦直後の日本がモチーフと思われますが、同大戦後に列強による植民地支配が下火になったように)


千の刃濤、桃花染の皇姫 体験版配布ポスター




2016年5月1日日曜日

Character1でオーガスト最新作の体験版を貰ってきた

今日はビッグサイトで開催のアニメ・ゲームメーカー展示会「Character1」に行ってきました。
主な目的はオーガスト最新作「千の刃濤、桃花染の皇姫」の体験版をGETするためです。体験版だけならWebでも公開されますが、メインヒロイン宮国朱璃のコスプレイヤー撮影会もあるそうなのでビッグサイトまで足を伸ばしました。

この手のイベントに行けば現在人気のあるアニメ・ゲームが何となく分かりますが、アニメ化されたエロゲ「蒼の彼方のフォーリズム」が大きなブースを構えていたのが印象的だったほか、艦これに端を発する軍艦ブームに乗って女の子が駆逐艦で戦うアニメ「ハイスクール・フリート」がやはり注目の的のようでした。

ハイスクールフリート 航洋直接教育艦 晴風

千の刃濤、桃花染の皇姫 宮国朱璃 公式コスプレイヤー






千の刃濤、桃花染の皇姫 体験版とマグネット

2016年4月17日日曜日

安保法と憲法9条をコンビニ強盗の事例に例える

自分の経営するコンビニに強盗が入った時、自分やお客が助かるために店員がどういう行動をできるか?という観点から安保法と憲法9条を例えてみましょう。

レベル0: 強盗には武力で抵抗しない(無抵抗主義)
→ ナイフで刺されても金を強奪されても交渉による解決を計りなさい
→ 憲法9条厳密・原理主義的解釈

レベル1: 強盗が刺して来た場合だけ武器で抵抗してよい(急迫不正の侵害に対する正当防衛)
→ そのための訓練も許される
→ これまでの日本の憲法9条解釈、個別的自衛権

レベル2: 他オーナーのコンビニに強盗が押し入ったら、率先して武器を持って助けよう
→ 集団的自衛権、安保法

レベルMAX: 他オーナーのコンビニを武器で追い出して自分の店にしよう
→ 侵略戦争


コンビニ強盗のケースでは、判例上もレベル2(集団的自衛)は自己に対する急迫不正の危機とは認められないでしょう。
他店の店員が出しゃばって強盗を刺したら正当防衛が認められず傷害罪が成立する可能性が高い。
→ ナイフで襲われたら必要最小限度の武器で応戦する権利は議会で決めた法律以前に存在する自然権によるもの。
→ 傷害罪に対する違法性阻却は自己または直近にいる人の生命や財産に対する急迫の危機があった場合に限られる
→ 他店が強盗に襲われたら、武器を持って救助する権利は自然権で当然に認められるものではない。

結論を言うと、安保法による集団的自衛活動は自国に対する急迫不正の権利侵害を根拠とした活動ではないため、現行の憲法では違憲と言うべき。
ただしそれは集団的自衛という行為自体を忌避するものではない
あくまで憲法9条「武力不行使」に対して自然権を根拠に違法性が阻却されないだけ。
他国が急迫不正の侵略を受けた場合にその国の自衛活動に協力したければ、主権者たる国民がリスクとメリットを比較衡量した上でやるのは自由。(つまり憲法改正)

→ 自分の店じゃないからといって強盗を見過ごしていいのか?
→ 自分が攻撃されたわけではないのに強盗に報復されるというリスクを許容できるか
→ また、強盗には強盗で言い分もある(生活苦など)のに政治的なしがらみでオーナー側につかざるを得ないとしたらフェアか?


2016年4月10日日曜日

艦これAndroid落選と「ハイスクールフリート!」放映開始

登録していおいた艦これAndroid版のテストユーザー枠に落選してました・・・
テスト枠は25万人、艦これアクティブユーザーは100万人単位でいるでしょうから仕方ないか。
艦これAndroid落選


あと「はいふり!」の名前のTVアニメが開始しましたね。
番組名称が放送後(直前?)に「ハイスクール・フリート」に変更されるという。

単なる日常4コマアニメと思ってスルーするところでしたが公式サイトの海と丘の背景に惹かれて何となく録画登録したのがラッキーでした。内容は女子高生が操艦して戦うかなり硬派な感じビックリ。まさに艦艇版ガルパンですね。
これも凄い人気でそうだな。
TVアニメ「ハイスクール・フリート」

2016年4月3日日曜日

オーガスト最新作「千の刃濤、桃花染の皇姫」を予習する(2)

オーガスト最新作「千の刃濤、桃花染の皇姫」(略称:千桃)が今年中に出そうなので世界観と設定を予習して物語のオチを予想してみることにしました。(その2)


(2) 千桃世界の科学技術 ~ レトロな印象とは裏腹に近代から現代レベル

皇国の暮らしやオルブライト共和国の兵器を見るに
  • 火薬(銃器)
  • 内燃機関(自動車)
  • 電気(携帯電話・電磁調理器・電車・テレビ)
まで実用化されており、これはどう見ても産業革命後の近代的な文明社会ですね。
科学技術レベルは最低でも現実日本の昭和初期から終戦直後の水準で(追記 ほぼ現代レベルと考えてよいかも)、電気分野では携帯電話など現代レベルに匹敵する部分もあります。ただ機器のデザインは皇国独自の(現実日本で言うレトロ調?)ものが多いと。

偽皇帝として祀り上げられた奏海が住んでいる帝宮こそ古めかしい仏閣を思わせる建物ですが、
これは東京でいう「皇居」の中だからであって、その外部には街、明治~大正時代を彷彿とさせるビル街まであるようですね。6~7階建のビルもあるし土木建築も現実世界の近代以降レベル。ヒロイン達が通う天京帝立学院はガラス張りのモダンな建物で、現実日本では21世紀になって建てられた大学の校舎という印象。建物だけ見ても、この世界が中世や戦国ファンタジーではないことを強烈に感じさせます。

しかし本作は現実的な科学万能の世界かと思いきや、皇国では呪術・呪装刀といった超自然的な要素も共存しており、国の防衛は呪装刀を携えた武人が当たるなど、この国だけは「刀と呪術」と科学技術が共存している感じですね。そのため、皇国の科学研究水準は諸外国に見劣りしないものの、兵器の開発製造には注力していなかったと。

ざっくりですが「千桃」の世界が見えてきましたね。戦国時代とか江戸時代をイメージしていると「あれっ?」となるでしょう。
日本が敗戦後、連合国軍に占領されていた数年間の時代(昭和20~27年)をイメージしましょう。

参考文献
電撃G's magazine 2015年7月号~2016年4月号

続く

2016年4月2日土曜日

オーガスト最新作「千の刃濤、桃花染の皇姫」を予習する(1)

オーガスト最新作「千の刃濤、桃花染の皇姫」(略称:千桃)が今年中に出そうなので世界観と設定を予習して物語のオチを予想してみることにしました。

2016年3月11日金曜日

2016年1月31日日曜日

Windows10が致命的なクラッシュ多発

私のPCはWin7からWin10にアップグレードして半年経ちましたが、ここ2、3日で致命的なクラッシュが多発するようになりました。
私は常時PCをスリープで運用していますが、先日の朝方からWindowsの起動音が数分ごとに鳴っていることに気づいて見てみると、Windowsが起動->しばらしくてBSoDの無限ループに陥ってることが判明しました。
更新プログラムやGeforceのドライバをアップデートしてみてBSoDが収まったかな?と思ったら数時間後にエラーが再発してブチギレ寸前。
エラーとしてはKERNEL_SECURITY_CHECK_FAILUREブルースクリーンによる停止ですが、BSoDが表示されず再起動することもしばしば。

こりゃWindows7に戻さないとダメかな~と思いつつ、情報収集してみるとNVIDIA Geforceディスプレイドライバの不具合でKERNEL_SECURITY_CHECK_FAILUREが出るらしいと
分かったのでとりあえず2015年11月末頃のVersion 359.06に戻してみました。
とりあえずBSoDが収まった気がするが・・・ダメだったらもうWin7に戻します。

Geforceドライバ 361.43 -> おそらく1/29以前に入っていた(不安定?)
Geforceドライバ 361.75 -> 1/30に最新版を入れた(不安定?)
Geforceドライバ 359.06 -> 1/31にこれに戻した(安定?)

(2016/05/13 追記)
どうやら最新版のドライバで安定したようです。
Geforceドライバ 365.19 -> 5/13にアップデートし安定している

ただしWin10はGeforceドライバ以外の原因でもBSoDは度々起こりますので注意。安定した環境が欲しければWin7ですね。

2016年1月28日木曜日

艦これ 3-5クリアの巻

艦これを2-5クリアしてから1ヶ月以上かかってようやく3-5をクリアしました!
編成は夕張、比叡、赤城、蒼龍、高雄、大井です。
3回目までは手堅く回っていたのに4回目がとにかく道中大破しまくり!
ボスはおろか2戦目と3戦目(北方棲姫)で撤退するのが90%という状況で120個以上あったバケツが50個切ってしまいました。
このマップは二度と回したくないですな・・・。